青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

愛してるなんて 言われた時は

 

自分はそれ程までの人間でありたいよな

 

本当の事を初めて聴いた時、この世にこんな歌があるんだったら、まだまだ人生捨てたもんじゃねーなと思った。出会ってないけど、出会えてないけど、出会わなくちゃいけないことやものがたくさんあるって。わたしのこと救ってくれる瞬間がまだたくさんあるって。

 

今日、友達に「お前の恋愛は『好きでいたい』だけだ」って言われて、納得した。好きがこっちを向いてなんかくれなくていい。というか、こっちなんか向くな。一生、想ってるだけでいい。こんなに好きだと思えるものを失いたくないし、奪われたくないし、その気持ちだけはわたしのものだから。好きでいさせてくれってわりとなんでもかんでも思ってんなってやっと気づいた。恋愛だけじゃないからこそ、ここまでこじらせた。難儀な生き方しかできない奴です。

 

あれ。Mステ見てるんだけど。

 

「愛という曖昧なものに 君が輪郭を描いてくれた」っていま、平井堅が歌ってんだけど、なにそれ、わたしはあなたの輪郭になりたいってやつですか。魔法って言っていいかな?然り、意外とこのひとの歌に弱い。勘弁して。

 

わたしのすべての始まり、RADWIMPSの待機なう。酒がまわるまわる。

楽しい日は楽しいままでいいんだぜ

 

感情に素直でいたいと思っている。わたしの場合は、素直すぎるから問題な時もしばし!

 

つまり、お金や時間で制限されてしまうのはもったいないなと思うわけです。以前は自由の利く部分が少なくて、そんなこと思いもしなかった。でも、いまはやるだけやって、なーんだ、やってみたらやれちゃうことってこんなに多いの?みたいな。そうするとお金や時間の問題よりも違う問題が出てきて。

 

気持ちの問題、って、言うと、まるで精神論なのだけど。でもそれ以外に言いようがない。気持ちってすごいとつくづく思う。遠距離恋愛だと思えば、まあ、伝わるのかなあ。あれだけの距離を越えて、それでも一緒にいたくて、お金も時間もかけて、そんなことは関係なくて、会いたいだけなんだ、みたいなやつ。

 

感情のままに生きていけたら、それほど素晴らしいことはないんじゃないか。

そりゃあそうでしょ。自制はまだしも、我慢が美徳なんて、これっぽっちも思わない。残念ながらわたしは自己満足を心から推奨しているから。一度きりなのに好きなように生きなくてどうすんだよ。なんにもしてくれない他人の言葉なんかにいちいち揺らいでどうすんだよ。誰かのために消費される瞬間が訪れる人生なら、その時まで精一杯、いや、その時でさえ精一杯、好き勝手やったらいいんだよ。それだけ。

 

あーーー酔ってると思考回路が行ったり来たりする。ねむい。でも、まだ、ねない。

 

起死回生の合図を僕にくれ

 

笑顔がいちばんだなと思う。

遠征先でイベントコーナーの短冊やら寄せ書き的なものに出会う度に「毎日笑って過ごせますように」と書く程度には重症だったわけだけど、今でもその気持ちは相変わらずで。

 

突然どうしたよおまえと思いますか。いやあ、ある写真のいい笑顔っぷりたるや。あんなの見たら、そりゃあ、心の底から嬉しくなります。

 

だって、好きな人(広義の意味)には、いつも笑っていてほしいものじゃないですか。ちなみに、ふにゃーって目が線になってしまうような笑顔と、歯を見せて笑うニカッと思いきりのいい笑顔が好きで、それを見てはわたしも笑顔になる。笑顔の理由に多少なりとも自分の存在があったら、これほど嬉しいことはないなと思うし、そんな風なファンでいたいとも思う。

 

もちろんどんなファンが、正しくて間違っていて、良くて悪くて、有害か無害かなんて誰にも決められることでもないから、自分で決めるしかないんだけど。正しさは救ってくれないから嫌いだ。害かどうかも興味はない。誰かの話は聞きたくない。わたしは、「あなたにとって」の「良い」でありたい。

 

お金を払って、音源を買って、ライブに行って、グッズを買う。ときどき差し入れもするし、お手紙も書くし、物販にいらっしゃったら「今日のライブも最高でした!ありがとうございました!」って伝える。出待ちはしない。なるべくはやく帰る。それだけ。

ただお金を払っているからには、文句も言うし、指摘もするし、ぜんぶいいよいいよなんて言ってはあげられない。だって、そんなの優しいんじゃなくて、甘やかしてるだけだって思うから。

 

たまに感情的な自分に、いい加減落ち着けよ大人になれよと思うけど、そもそもそうなれていたらきっとライブに行っていない気がする。そんなわけで、感情のままに今日もライブの日程を組む。

 

わたしは、ライブに行ったって明日を生きる活力にはならない。本数の多さなんて関係なくて、一本のライブそのものを大事に出来た方がいいって、その通りです。……ただ本数が多いからって一本一本ないがしろにしてるなんて、外野に言われたくないんだなあ。

 

わたしは、明日どころか今日までを生きる活力にするだけで精一杯なんだ、ごめんな。

それを誰か笑えるかい

 

ねむい。

 

ここ最近、遠征にしろ働くにしろどこかに出てばかりだったから、まとまった休みがあると気が抜けるのか、眠くなる。具合もなんとなく悪くなる。

 

健やかに生きていくって難しいなあ。

 

そう言えば、自ら望んで、いくつかのライブに行くことをやめて、チケットを譲った。中にはフェスも含まれていて、おまえ来ねーのかよ!って思われそうだし、自分でも行かねーのかよ!って思いそうだし、でも、なんというか、選ぶことができてどこかで安心している自分もいる。

 

このままいい距離感になったらいい。そんな風になりたい。

 

だって、ずっと好きでいたいのは、本当なんだ。

夢が夢で終わるのが嫌なだけ

 

好きなものに出会うと、たいてい真っ先に思うことが「とっとと売れますように」だったりする。

それは本屋だったり、レコード屋だったり。場所も時間も問わない。もちろん売れることがすべてでは決してないけど、売れるとしあわせなことが多いと教えてもらったからだ。

 

そりゃあそうだ。なにかをつくるひとは、たくさんの人に届けたいと思って、活動してる。結果として、なにかしらの形で数字は届いた証だ。どんな届き方をしたかなんて、知る由はないけれど。そして、売上があれば、また次が生まれる。作者は命を延ばす。売上がすべてではないけれど、お金があれば制限も減る。選択肢があるってことは素晴らしいことだと思う。例えば、同じ答えを選んだとしてたくさんの中から選ばれたものは、たったひとつでしかなかったものと同義かというと、そんなことはない。きちんと過程があるだけの価値が備わってると思う。だから、選ばれた答えはきっと納得いくもので、きっといつもより正しくて、素敵なのだと、思う。

 

また、作品を創り出す欲求があること自体が才能を持っているということだとも、教わった。どれほどの人がその才能を殺さずに、うまいこと生かしているのかは分からないけれど。でも、少なくともうまく生かそうとしているひとたちの努力は、やっぱり報われて欲しいと願う。どんな風に報われることが、その人にとって本当にしあわせなのかはわたしには分からない。だけど、どうしても「売れろ」と思わずにはいられない。わたしをしあわせにしてくれたあなたにはしあわせになってほしいし、必要としているのにまだ出会えていない誰かをしあわせにしてほしい。だから「届け」と思う。

 

 

ちなみに、わたしがセブンティーンで叶えた夢は、立った夢のスタートラインは、いまもまだ続いていて夢は夢のまま、けれど、まだまだ一緒に走ってもらおうと思う。

神様にも渡すもんか

 

大好きなバンドが、いる。

 

わたしが初めてそのバンドと出会ったのは、YouTubeだった。ライブでこの曲を聴いてみたいと思った。すぐさまスケジュールを確認して、予定のついでに行けるライブを見つけて、行くことにした。

 

それまでにライブに行ったことはあったけど、ライブハウス、つまりハコでのライブ初めてで、(厳密に言うと初めてではないのだけど)さすがに150キャパは初めてで、緊張しながら向かった覚えがある。

 

その日の夜は、かっこよさにあてられてとんでもないものを見てしまったと思った。また見たいとも思った。次はいつ行けるか、すぐにスケジュールを確認した。

そこから月1で行くようになり、月2になり、近場から離れ、遠征も始め、気づけば毎週のようにライブに行った。もちろんそのバンドだけではなくて、他のバンドのライブも行った。でも、圧倒的にそのバンドが多かった。

好きな人、というと、なんだか大袈裟なのだけど、バンドの中でも好きなメンバーがいた。ある曲を聴いて、なんてかっこいいんだろう、と思ったら最後だった。どうにもこうにも歌詞をかくひとによわい。わたしにとっては、そのバンドの世界観をつくる中心人物だから。(だから、以前までは世界観そのものであるギターボーカルばかりが好きだった。一般的!)

 

あとは、なにをどうこじらせたのかは覚えていない。でも、とにかく好きだった。ライブの間だけ、目の前のことだけ想っていればいい時間だったから。

そうして、ライブに行ければしあわせだったはずなのに、いつの間にか行けるライブを探すことが刷り込まれた。場所は問わなくなった。チケットの買い方も覚えた。一緒にライブを楽しめるようなひとともたくさん出会えた。ライブだけじゃなくて、前後の楽しみ方も好き勝手にできるようになってしまった。……人間関係を築くの下手くそになったろうなと思う。スケジュールや金銭面で危なっかしいことも、数える程度にはあったけど、もちろん行けば必ず満たされたから、やめられなくなった。

 

ニ年が経った。

同じくらい好きなバンドがまだいなかったから、予定はすべてそのバンドを優先していた。でも、変化があったのは、もちろんそのバンドを見に行ったフェスからだった。

改めていろんなバンドを見たときに、わたし、ちゃんと好きなバンド、他にもあるんだって、やっと思えた。

ワンマンも行ったことあるバンド、そうだよね、しあわせな空間だったのちゃんと覚えてる。今度そのバンドと対バンするバンド、知らなかったけど好きなバンドが好きなバンドだ、間違いはない。周りの人から教えてもらって音源だけ聴いて気になってたバンド、ちゃんと長尺で見てみたいな。

 

それだけじゃないけど、それだけで、そこからはストンとなにかが抜けたように落ち着いて。チケット押さえすぎたスケジュール帳を見て、笑ってる。でも、笑っちゃうほど、いま、楽だ。

好きな気持ちにもう縛られてなくて。身軽だと身動き取れるんだって、当たり前のことを実感してる。よかった。

 

つまり。

あーもう、なんの話かわかんないから、おわり。

 

ハイエースでデートに行こうぜ

 

遠征芸人は常々いろんなものが必要なわけですが、代表格として時間、体力、お金が必要になります。好きという欲望を満たすため、厳しい戦いが繰り広げられる……

 

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ここ2年程度で、ライブを目的として日本各地行くようになった。

遠征を始めたきっかけは、オフの日に好きなバンドのライブレポが流れてきて、すさまじく聴きたい曲が入ったセトリだったから。こんな思いするくらいなら行けばよかったって。

当初はとんでもない遠征の仕方をしていたのも懐かしい。生まれて初めて東名阪を回った時は、普通に新幹線なんて使ってた。途中の移動をバスにするだけで、値段の安さや意外とキツくない!なんて感動してた。ちなみに、当時は3月の話だった。大阪へ新幹線で移動、友達の家に泊めてもらう、次の日大阪から名古屋へバスで。名古屋からは鈍行で帰る。東京はどちらも青春18切符を使った記憶。宿もカプセルホテルじゃなくて、4000円しないくらいのビジネスホテルに泊まってたはず。

 

遠征の醍醐味は、ライブって「生きてる」んだなと実感するところ。地域によってもハコによっても違うものになる。わたしは、関西で見るライブが好き。大阪はやっぱり熱いし、京都や神戸も品がいいのに強い感じ?なんていうの?とにかく、いい思い出ばっかりだから。でも、バンドマンがちゃんとやってるっぽさがある東京も好きだし、ちょっと雑多な名古屋の感じも時には好き。地方は回数が少ないながら思い入れもあるのか、また違った表情が見れてもっと好き。もともと旅行が好きで、というか逃げたい願望が強いから、こうなったところはある。

 

 

長い前置きは置いといて、長い本編に参ります。あ、役に立つ部分はないので期待せず。

 

東名阪から。

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東京は、基本的に鈍行で行くことが多め。バスは使わない。(名古屋東京間の夜行バスは使ったことあり)

宿は、ほとんど女性専用フロアのあるカプセルホテル。時代のおかげで選択肢が増えてきたのか、探せば意外とある。2500円から3500円程度。ライブが連チャンじゃない時は、友達の家に泊めてもらうことも。

都内の場合は、終電も余裕だけど、台場や新木場の場合は、路線を考えて出やすいところに泊まった方が、次の日のことも考えたら便利かも。そのくせ、こないだ東雲に泊まった。

横浜は、実はライブで行ったことはないのだけど、ビジネスホテルが高めなイメージ。なので、値段の安さを選んでホステル(わたしは利用したことない)か、諦めて3500円からのビジネスホテルを。

 

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名古屋は、基本的に鈍行で日帰りが多い。泊まるにしても友達の家。感覚としてあまり遠征感はないけど、夕方まで予定があったら、開演に間に合うようなとこでもないって思うと遠征感でる。

地下鉄の初乗りが200円はちょっと解せぬ。でも、東山線の駅名でハコの名前を思い出すくらいには、いいハコだらけ。基本的に音がでかいから、耳栓は忘れないで。

岐阜は、駅の近くなら快適。名古屋から20分程度と近いし、初めて行った時は駅周辺の充実感に驚いた。

 

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大阪は、基本的に昼行バス。青春18切符期間は鈍行。(ちなみに名古屋からハシゴすることもしばしで、謝恩割がうまくとれると1500円で移動できて、すさまじいコスパを誇る)友達の家に泊めてもらうことも多かったけど、心斎橋周辺でコスパのいいビジネスホテルやカプセルホテルを見つけたので、夜遅くにインする時はそっちを。

関西は県と県がかなりタイトなので、連チャン参戦がとてもしやすい。名古屋との位置関係も良好。奈良に行った時は大阪に出て泊まった。京都と神戸の場合は、友達に泊めてもら(以下略)終電もかなりあるので楽。

 

残りは、個々に。

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北海道は、飛行機と宿のセットのプランを見つけて行った。2泊で22000円くらいだったはず。ただ、旅行も兼ねて行ったから、もっといい方法もあるかも。飛行機遠征は、きっとこれが最初で最後なので以上。

 

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仙台は、えきねっとというJRのサイトで30%オフの新幹線の切符を買った。行きは東京まで鈍行で出て、その後7000円程度になった新幹線に乗る。帰りは、全部鈍行で帰ってきたことがある…けど……今度は宇都宮に寄って帰ろうと思ってるので、たぶんいける。

 話に出たので、追加。宇都宮や高崎は鈍行利用。都内から2時間。余裕の近さ。はい。

 

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金沢は、行きは名古屋まで鈍行で出て、特急しらさぎで行った。帰りは、金沢から名古屋まで3000円くらいのバスで、あとは鈍行。特急しらさぎもなんかの割引で買った切符を使った記憶があるのだけど、一人で行ってすさまじく寂しかったので、たぶん、一人で行くことはもうないと思う、から、忘れた(笑)

 

徳島は、大阪まで出てバス。早割片道2960円だったはず。3時間程度の近さ。というわけで、次は高松に行きたいんだよ!

 

 

距離にもよるけど、一度の遠征でチケ代+宿泊費あわせて7000円は絶対にかかるから、あとは交通費をいかに安く済ますか。東京だと往復8000円、大阪だと往復6500円、名古屋だと往復3000円くらいのイメージ。

 

宿や高速バス比較サイト、割引切符の存在、長距離の場合のJRの乗り方などなどありとあらゆる方面から考えると、遠征も観光も移動も楽しいもんで。

ペットボトルのお茶を薬局やコンビニのプライベートブランドで買って、何十円を地味にケチるくせに、その土地の美味しいものは飲むし食べるしで、貯金ないけども。あと、ライブの前は◯◯館や展覧会に行くのが常。稼いだお金をどう遣おうと、今だけなんだからええやろ精神で3年目に突入。

 

おわり。

もっと西か南に向かいたい。あと半年でどこまで叶うか、乞うご期待。