青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

そこには正解はないよ あるのは矛盾です

 

お久しぶりです。もう5月が終わるんですって。はっや。突然なにって話ですけども、いろいろと積もる話がありまして。

まずはとりあえず、無事に新社会人としてなんとかやっております!通勤だけが敵だーーー!

 

さて、最愛のバンドであるcinema staffが、またもや最高傑作「熱源」を発売した話は、また今度。

 

今日は、別の話。しかも、長い。

 

わたしがライブのために遠征するほど好きなバンドがいることは、職場では積極的にバラしています。

ということで、4つ上の先輩にダイレクトマーケティングをしようと「eve」と「Vector E.P.」を貸しました。好きそうな曲の解説の手紙までご丁寧につけて(笑)

 

先輩は、音楽はあまり聴かない人で、まあ、ダンス経験者だからもともとインストばっかり聴くらしくて。「そんなに期待しないでよ〜〜〜」と言われつつも、「もちろん好きになってくれたら嬉しいですけど、好きになってとは言わないです。なんか、思ってくれたら、嬉しいなって話なんです」って言って。

そりゃあ、好き嫌いは人それぞれだから、こんな得体の知らない 好き を押し売りしてくるやつに、興味だけでも向けてくれるの有り難いなあって思うじゃないですか!

 

で、昨日、返却と。

その時に、言ってくださったことが、新規というか他所から見たcinema staffの話で、わたしにはすごく新鮮だった。

もちろん分かっていることなんだけれど、改めて気づかされたというか。あと、曲だけでそこまで分かっちゃうのかあっていう驚き。

 

まず初めに言われたのは、「もっとエグいロックバンドだと思ってたら、声がすごくよくて、聴きやすくて、さわやか。音とのギャップがすごい」って。あーーーこのひと、絶対好きになるならいいだみずきだーーーと、初めてのライブに行った時のわたしを思い出した。当時のわたしと同じこと思ってるーーー!

 

次に言われたのは、「若い」ってこと。「年齢のわりに曲が若い」って。ずっとバンドマンとしてやってきたから、少年や青年がそのまま年を重ねた感じなんだろうなあって。ツイキャスやラジオでわたしも感じていたことではある。大学生男子のつるんでる感じ、今でもそのままなの微笑ましいけども。

「すごく憧れたり、遠くにいる感じではなくて、背中の見える感じ。中高生や20代にはすごく響くんじゃないかなあ。ファンも若そう」そこまで限定してはないけど、確かに。

売っていくには、若干ターゲットが狭い気もするけど、長い目で見たら将来的にも好きでいてくれるファンがたくさんいた方がいい。どうやってずっと好きでいてもらうかってところが大事な気がした。って、んなこと本人たちもきっとわかってるごめんな!

また、「オープンではない身内感」もやっぱり言われた。本人たちにもあるし、ファンにもあるから、納得しかないけれど。ホーム感という意味ではよくもあり、新規開拓という意味では悪くもあり。

あと、「長く好きでいてくれるファンのこと、裏切るようなことしたらダメだって思ってんだろうなって、曲から伝わってくる」と。「いい人たちなんだろうねえ、情に厚そう」とまで言われる………

 

「ライブでお客さんの顔見えるんだから、この人たちの期待に応えたいって、思っちゃうよね」そう言われると、いろんな言葉を思い出してしまう。変に縛られてしまったりしてないといいな。

 

曲のタイトルをあげて、第一印象のジャンルをざっくり分けてくれた。

 

商業的でひらけていると感じたのは YOUR SONG

自分がドラマの主題歌で使うならこれと言われたので、単発ドラマで使われましたと言ったら、そのために作った感じある、と。

 

間をとっている聞き流していたら思わず耳に入ってよく聴くとスルメ曲 返して と somehow

ちなみに番外編みたいといったので、その曲だけ作詞曲が違いますと言ったら納得してた。わかるもんだなあ。

 

想像するロックな感じに振り切っている ビハインド

もっと振り切ったのも聴いてみたいなあって。まだまだ先があるんじゃない?というわけで、シャウト曲もあるんで今度貸しますと伝えました(抜かりなし)

 

「作ってる人が、とても器用な人だなと思った。でも、それは同時に中途半端さにも繋がるというか。曲が売れたいって言ってて、自分たちの音楽と求められる音楽の交差点に、どうしたらちゃんと立てるか、思い悩んでる印象を受けた」

前情報なし、曲を聴いただけでそこまでわかる!?!?!

「どこか夢を見ていて、諦められなかったり、諦めざるを得なかったり、そういう人に響くバンドだと思うよ。どんな風になってくか、見てみたい」

改めて、頷いてしまったというか。だから、バズったり爆発的ヒットはしない。でも、ひとりひとりのファンに深く愛されるバンドだ。と、わたしは思う。結局、そういうことなんだけど。バンドって人だから、過去も未来も地続きで、今あることがすべてなんだけど。cinema staffってとっても人間らしいと思う。

 

自分でも改めて、なんでこんなに好きなのか、確認できたような気分だった。

勝手にされて迷惑だろうけど、自分以外の、言わば他人に、後は頼んだって思えたのも、cinema staffが最初で最後だから。

 

以下は、余談。

なかなか本気の余談です。

 

先輩「なんにも知らないのに偉そうにごめんね」

わたし「曲だけでこんな風に言ってもらえる機会なかなかないので、とても嬉しかったです。ありがとうございました」

先輩「でも、こんなに好きになれるものがあるってのはいいことだよ、本当に」

わたし「先輩も好きになったらいいじゃないですか!!!」

先輩「わたしねえ、酒とかタバコとか、危ないってわかってるものには、今は手を出してないの。一時期、DJ聴きに行ってクラブにハマってて。もはや依存症っていうか、入り浸っててなんにもしなくなっちゃって」

わたし「えっ どのくらいの期間ですか」

先輩「3年かなあ。今のままじゃまずいって思って、なんとか絶って。2年かかった。今も、また行ったらそうなっちゃうかもって怖くて行けないもん(笑)」

 

という、ディープな展開。

 

先輩「でも、そのものの場に依存してたから、バンドマンみたいに対人じゃなくてよかったなって」

わたし「わかります。バランスが崩壊しています」

先輩「生活に支障が出なきゃ大丈夫!」

わたし「ただ対人だと、もはやこんな自分じゃこの人の前に立つ資格ない、とか、情けなさすぎてライブに行けない、とかは、思いますよ」

先輩「あ〜〜〜なるほど、そこまでになったらもういいと思う」

わたし「ツアー始まります」

先輩「体調だけは気をつけなきゃね!」

 

応援までされる。

うん、いい会社に入りました(結論)