青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

心が震える日は 迷わなくていい

 

大丈夫

 

つまり名古屋でのライブは最高だったわけです。そういう話かと見せかけて。実は。こんな夜に真夜中のラブレターごっこをしようかと。

 

わたしの中での"愛しい"の最高がツアーファイナルの夜で。あの光景を忘れることもなければ、あったかくて見守るような心の底からしあわせを噛み締めるようなあの笑い方を思い出さないライブはない。「みなさんが笑ってること、ぼくはだいぶ前から気づいてましたよ」って言ったけど、"みなさん"にわたしは入ってるんじゃないかって、いや、入ってるんだろうなって、その他大勢としてでも、フロアを見渡して視界に入った一瞬だけでも、わたしは存在してるんだって。というか、フロアにいるその時間だけ、存在していたい。いや、泣くなよ。なんで、お前が書きながら泣くんだ、ばか。

こんなこと言ったらまーたこじらせやがってって話なんだけど、強がって強がって強がって、なんにもなかったみたいに笑い飛ばして、いやあもう好きなんかじゃないっすね なんて、嘘でも言ってみたりして、本当はそう思いたいよ、そう思いたい、自分が誰よりそう思い込みたくて。そうに決まってんだろ。

 

前から好きなバンドだって、今好きになってるバンドだって、好きは好きだ。大好きだ。でも、だって、初めてだったんだから。あんな特別な感情なんてそうそう味わえないんだから。わたしのこと、突き動かした。引っ張った。連れてったでしょう。そりゃあ好きだよ。本当は、本当に、好きだよ。なんか、ひとりで感情を散らかして、ばかみたい。

 

どこにも持ってけない気持ちを、どうしたらいいのか教えてよ。わたしにはもうこんな気持ちを上手くは扱えない。行く先もない、終わりもない、答えもいらない、気持ちなんだよ。たすけて。

そういえば「君になりたい」はひとつの感情であることを、おかげさまで知ったなとぼんやりと思い出す。いまの気持ちに、いちばんちかい。

 

えがおがいちばんすきだ。

わらってろ。まいにち まいにち わらっててください。

 

どうか、思うままに、望むままに、やれますように。それだけ。