青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

君は僕から諦め方を奪い取ったの

 

「後悔してもやめられない」のが依存症で、「なにがあっても楽しかったで終わる」のが娯楽というツイートを見て、思うところがあったりなかったり。

 

わたしは、どうなのかなあ。

ライブに対して後悔、は、しないから、依存症ではないと思うのだけど、でも、後悔する部分がまた違うから、なんとも言えなくて。

帰るときにわざわざここまで無理して来なくてもよかったんじゃない?って思ったり、宿代や交通費払ってるときにここまでお金かけなきゃ得られないしあわせだったのかな?って思ったり。ライブ自体にはなんの疑問も持たないのに。いや、それ、思ってる時点でライブ自体に満足してないのかな。難しいな。

 

前より今の方が、そう思ってしまうことが増えた。こんなに必死で気持ち悪いなあと俯瞰的に自分を見てしまうことも増えた。あと、泣きそうで泣かないことも増えた。いい意味でも悪い意味でも慣れたのか。

それでもまだ、来てよかった そうじゃなきゃこの景色を見られなかった と思うことがあるから、遠征はやめられないけど。それに、地方はやっぱり楽しい。都市への扱いがぞんざいになるほどには(笑)

 

わたしにとってライブは、お金を払えば絶対にしあわせにしてくれる保証のある、ある意味クスリで。人によってクスリになり得るものは違うから、同意は得なくていいけど。しあわせもお金出したら買えるんですよ、なんて。思わなくもない。それを毒にしてしまうかは自分次第。

 

きっと最後に戦わなきゃいけないのは、「所有欲」だ。それは恋でも愛でも、好きでも嫌いでもない。うまく付き合っていかないと自爆する。バランス感覚、身につけていかなきゃ。がんばれ。