青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

きみは救えない

 

第三弾。今月、東京にいすぎ案件。

 

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7/31 ムロフェス 新木場コースト

曲数が少なかったのもあって、あっという間。tokyo surfはなんだか久しぶりだった気がしてテンション上がった。

久野さん「あまりにも雨を降らすので、ムロフェス出禁になったかと思いました」って言ってたの笑ってごめん。アルカラたいすけさん曰く「君らの時間、雨降ってたけどな」らしいので、野外では出させてもらえな おっと

あと、GATEをぶち込んでくるとは思わず。飯田さん「シネマの中で一番有名な曲を。歌える人は歌ってください」って、たぶん、音楽好きな人には有名な曲だよねって?マーク浮かべちゃいました。世間一般的には、今日やった一曲目が一番有名やぞ!水平線は夜動くが名盤なのは知ってるけどな!

 

実は、ムロフェスは個人的に出演バンドがゲキアツでして。普段、フェスは行かないんですけど、名前しか知らなかったバンドも見れて、行ってよかったって心から思えた。

ラッコに間に合うように到着。散々みんなに見て!って言ったから「リハからかっこよかった」と言ってもらえたの嬉しすぎたよねえ。階段の上からだったから、よく見えた。満足。

あと、チラッと見たバクシンも人の動かし方?ライブの作り方?そういう現場に行かないから新鮮すぎてやばかったし、リズミックは楽しいだけでいいんだ、楽しい以上になにか要るの?って思えたし、シナリオアートは世界観が確立されすぎていて、ピープルと対バンめっちゃよかったろうないいなって思っちゃった。

フェスらしくご飯やらかき氷やらも食べながら、休憩もしつつ。ちゃんと戻ってきたのはビーバーで、知ってる曲である証明も秘密も聴けて、フェスの強みを感じた。熱量にあてられて普通にライブに行きたくなった。

ちなみに改めて見たマイヘアは、めっちゃ受け入れられる!すき!ってなったので、中毒性があるようです。人気を実感したけど。

 

で、ムロフェスのわたしのメインと言っても過言ではないircle、レフトステージのトリ。まんまと沼ドボン。音源好きで、ライブに行きたいなって思って、フェスに行って熱量浴びて、MCも好みな感じで沼へようこそパターンは三年前にもクリープハイプでやってんだけど。懲りない奴だな?フェスの度になにか落ちてくるなら、フェスはやめるべき、破産する。

セブンティーンの時点で今日は本当にありがとうございましたって思ったのに、最後に本当の事がきて、やっちまったと心の底から思った。「フロアと心中するくらいの気持ちでなあ!こっちはやってんだよ!」って言われた時の、なんでわたしの気持ち知ってんの…というある種の絶望……行けるライブを必死で、それはもう必死で探して予定組んでる…

 

続くアルカラが大トリで、ムロフェスは閉幕。アルカラは貫禄ありました。久しぶりに見たけど、相変わらず好きだ。ジャパニーズロックアイシテル!

 

長い長い一日だったので、思ってるより疲れていたのか、次の日はまったく使い物にならず。ほぼ寝てました。

ちなみに、行ってないけども渋谷乙できゅーみりしねまだったんだぜ。

 

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8/2 外食 渋谷ラママ

一年に一度しかまともに見れていない気がする外食。大半のMCが下ネタだったのは、置いておいて。辻さんがめちゃくちゃ喋るので、普段も喋れば?って思ったことは内緒。貞子vs伽倻子の話、盛り上がりすぎ。

個人的には、東京カランコロンのカバーの 少女ジャンプ が聴けて大満足。外食をやるきっかけにもなった曲と飯田さんが言ってたけど、わたしが初めて外食で少女ジャンプを聴いた時なんて素敵な曲!と思ったら、原曲と全然違ったっていう思い出があって(笑)だから、今回は原曲を聴いたことある状態で、改めて聴けてよかった。辻さんが「カバーだけど、一曲一曲新曲くらいの気持ちでやってるから、原曲もまた聴いてみてね」って言ってたの、めちゃくちゃわかる。わたしにとって、シネマは、音楽の概念を覆しまくってくれる存在です、ほんとうに。

アートスクールのカバーの クロエ を経て、そして、やってくるアートスクールの闇……理樹さんの弾き語りのおかげでアートスクールにもうっかり手を出しそうです。が、警報が鳴るレベルで危険なのは重々承知。あと10秒での衝撃たるや。さすが自称・ロック界のメンヘラだと思いました。何曲か聴いたけど、逃げ帰りたくなったので、立ち向かえるようになったらお迎えする。

 

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8/3 渋谷乙

噂のほにゃほにゃ口数の落選で地獄を見た渋谷乙ワンマン。ちなみにツアーファイナルより申込数が多かったそう。

入場時のトラブルでなぜかフロアがSEを歌い上げるという謎の展開から開幕。前のSEは短くてトラブルあった時に困ったから変えたんですって発言を思い出す出来事だった。途中の「奇跡は起きない」って歌詞に気づいて、ふふと笑って待った。

仕切り直しでTalking Machineで始まった時は、一昨日行けなかった人への配慮か!?感謝!としか思えなかった。三島さん「人様の曲で始めるのはどうかと思ったんですよ」飯田さん「世論みたいに言わないでくれる?三人は大賛成だったからね」久野さん「そうそう、一曲目絶対当てられたくねえ!あっ これだ!くらいには盛り上がった」といったくだりもあったけど、なんでもいいんだ聴けたから(笑)

 

普段できないことしようってメンバープレゼンツの選曲ゾーンは、後にも先にもなく素晴らしくて。当然、本人たちが一番シネマの良さをわかってるわけです。

久野さんは、テーマなんて考えずに選んだからドラムがかっこいい曲ってことで、と一生聴けないかもと思ってたcockpit聴けた。境界線をやるあたりもファンのこと分かってんなって感想。

三島さんは「ぼくがかっこいいきょく」後で「全部ベースから始まる曲ってことが分かった(笑)」って言われてたけど、そんなところがいいところ。いたちごっこ以外はかなり久しぶりに聴いたなあって思った。でも、一年以内には聴いてるか。

飯田さんはメルヘンってことだったけど、ファンにはたまらない選曲だったんじゃないかな?と。ちゃんと練習してから臨んだ印象がすごくあるけど、どうやらはファン感以来で、その時よりちゃんと聴けてよかった。三島さんが「ここ、今から盛り上がるところですよ…」って小声で言ってたのには、どうノるんじゃ!ってツッコミたかったけど、好きだから仕方ない。許す。

辻さんはまさかの漢字三文字。待合室で嬉しくなったのも束の間、青写真!久野さん「辻が青写真好きで。やたらセトリに入れたがるんだけど、いつも却下されるんだよね」三島さん「いいですか?ツーマンとして、尺から考えて、やる曲は10曲。あなたがシネマなら、その中で青写真をどこに入れるか、逆に問いたい(低めの声)」飯田さん「こわーい!!」というくだりもあって、今後の登場は難しいことが分かったけど、また機会があれば聴きたい。ツアーでしか聴けないのかなって思う曲、多すぎ。 

 

あとは盛り上がって終わるって言われるがまま、激しい流れに飲み込まれていく……このへんの下手の押しがすごかったんだけど、上手は押しなかったって聞いた…わたしの中でexpという曲の存在は大きくて。この曲が出来たってことが、シネマにとってものすごい変化の象徴だと思うわけです。そんな曲が本編ラストを飾る。しあわせそうに演奏するメンバーを見て、シネマのこと愛しいと思って。「みなさんの声が、我々の力になります!」そう言ってくれるバンドを、ちゃんと好きでいたい、真っ当に愛したい、って思った。嘘くさい?わたしの言葉に説得力なんてありません(笑)

 

アンコールでは、三島さん「打ち上げ花火的な曲をやって終わります!」飯田さん「なんか言い方、チャラくない?いいねーいいねー?」三島さん「…みなさん、夏の思い出作りませんか!?!」から最高に上がる組み合わせを。

ワンマンだったのに本当にあっという間に終わっちゃって、もっと曲数やってよ えっ 20曲やった!?うそ!? くらいの自分がもはや怖かった。

帰りは、朝早かったくせにちゃんと飲みました。いいライブ見た夜は飲まないとやってられないというか、これ以上のしあわせになれる機会はなかなかないから大事にしたいというか。なんだかんだやめられる気もしなければ、やめる気もないです。

 

今回は、行きも帰りも青春18切符。宿は、東雲と赤坂ともにカプセルホテルで2500円から3200円程度。女性フロアあるところ最近増えたのか、早割でとるとレベル高めなとこにサクッと泊まれちゃいます。

 

次は、8月末。

しっかり働いて、しっかり稼いで、そろそろ未来と向き合っていきますか。入場時に挨拶されたり笑われたり敬礼されたりした中川さんに、ついに「無理しないでね、またね」と言われたので、気をつけまーす♡

 

大丈夫。

好きって気持ちは 自己責任 です!