青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

水平線が夜に動いた

 

第二弾。地方遠征〜西編〜 です!

 

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7/22 奈良ネバーランド

MCでポケモンGOの話しかしねえ!は置いといて(笑)とにかく音がでかいハコ。佐保川を見た後なのもあって「夏の曲をやります」で into the greenが聴けたことに、奈良まで来てハイ正解って感じでした。この曲で完全に下手に居着くようになっただけあります。

MCで「地に足つけて自分たちの音楽を地元で鳴らしてる若手バンド」ってエイジのことを言った三島さんを、らしいなあって思って見てた。年齢なんて、上も下も関係ない、そうやってどのバンドにも、音楽に携わってるひとすべてに敬意を払う姿勢が、ほんとうに素敵。

ところで、ドセンにいたんだけど、みなさんは辻さんの動きっぷりにどう対処してるのか教えてください。本人や楽器を触ってしまいそうで、怖くて仕方なかった…

 

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7/23 徳島クローバー

遠征がやめられない理由がどう考えても、旅行が好きって精神にあると思ってるんだけども。いい町でした。すだちーーー!

時計台もだけど、なにより小さな食卓!どれほど聴きたかったことか!望郷からが多めな印象のセトリ。歌詞がすっごい重くて、当時のわたしが出会ったとして好きになっただろうか?と考え込んでしまうほど重いんだけど、いい歌詞でしかないんだよなあ。今のシネマが歌ってるから好きになったってのは、もちろんある。

珍しく対バン相手のTシャツを着ていた三島さん。「働きながら自分たちの音楽をやってて。リリースペースも落ちないし、ツアーは全国に行くし、音楽をやる者として一つの理想的な在り方だって尊敬してます」まさに、です。器用なんて言葉では片付けたくないけど、バランス感覚って大事だからすごいなと。

物販には、飯田さんが出てきてくれました。連チャンのライブでかなり心配だったけど、うまく歌えないことが悔しい でもその悔しさをお客さんに言うのもかっこ悪い みたいな葛藤がめちゃくちゃ垣間見えて、真摯なひとだと思った。きっと、今は今しかないの知ってて、また今度の今度は別物だって、下手したら今度なんかないって、誰より思ってるからなんだろうなあ。

 

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7/24 今池ハックフィン

overgroundが聴きたいって言っていた開場前のわたしよ、おめでとう。しかも、dramaからのcrysis maniacですよ!?!「あなたを救うため闇の中突き抜ける」って歌詞に通ずるものしかなくて、なんってよき展開を!と感動もの。

そこからの怒涛の流れも最高としか言いようがない。ツーマンだけど、かなり長めの尺でワンマン見たくらいの気持ちになった。

ラストの「敬愛するClimb The Mindにこの曲を捧げる!」で君になりたいをやるなんて、あーーーたまったもんじゃない。君になりたい は、わたしがシネマをもっとちゃんと聴きたいと思ったはじまりの曲でもあって、新参ながらに音源を揃えるきっかけとなりました。その時は、君になりたいがどんな気持ちになったら生まれるのかまったく分からなくて、でも今ではなんとなくだけど、分かるようになりました。正解か不正解かなんてどうでもいいんですが。(というか、そんなもんあってたまるか!)今の気持ちのことじゃないかって、ふと分かった時の、衝撃は、結構すごかった。

クライムももう終わり!?!ってなるくらい最高のステージで。萌える傘の下を継ぐ書き下ろしのSEも楽しみ。

 

ちなみに青春18切符を使って、奈良まで行き、終演後に大阪まで行って泊まり。翌日の朝、バスで徳島に行き、泊まり。徳島から大阪までバスで戻って、大阪から名古屋までは電車でした。

宿は、カプセルとビジネスホテルでどちらも3000円程度。大阪徳島のバスは早割で片道2960円でした。3時間程度と思ってたより近かった。参考までに。

 

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7/26 静岡アンバー

シネマイヘア。ということで。まさかの先攻に衝撃を受けながらも、海についてを静岡でやってくれたから許す…許すってなんだよ……

機材トラブルの関係もあって、シネマメンバーのマイヘア推しメンバーを知ることができたわけだけど、それぞれの言い方にキャラが確立されすぎていて、笑ってしまった。久野さん「俺が女の子なら椎木くんに遊ばれたい」三島さん「そういうこと考えたことないけど、顔のタイプで言ったらバヤくん」辻さん「こないだのツーマンの飲み会で…俺は!バヤくんのものになったんや!(酔って膝枕してもらったらしい)」飯田さん「俺はやまじゅんが好き!(そして曲へ)」ちなみにわたし含め周りのファンの方は、バヤさん推し多め。なんでだろう。

わたしはマイヘアもかなり好きなんだけど、この日ばかりはMCの感じがちょっと乱暴で、もちろん椎木さんがシネマをちゃんと好きでいてくれてることなんて分かってるんだけど、まあ、端的に言えば苛立ったわけです(笑)それでも熱量というか、勢いあるって嫌でも感じるライブだった。三島さん曰く「出る杭を打つのが遅すぎた」バンドらしいので。あと、この日に感じた「お前らはわたしの彼氏じゃねーよ」はマイヘアファンが多めだった雰囲気も関係してる、はず。

 

帰るときに、電車一本逃して30分くらい待ちぼうけして、静岡なんて地元じゃねえよばーか!ってやさぐれたのもいい思い出。

都会は電車来すぎ。いつの間にか生きる速度がガンガン上がる。

 

さて、最後の第三弾。再び東京へ。