青の味方

ゆるゆる遠征芸人のこじらせた思考回路

あたしは他の子とは違うのって みんなが思ってる

 

明日、名古屋から8ヶ月ぶりに夜行バスに乗るので。本当に遠征芸人か問うのはやめてください。夜行バスには恵まれていない地域に住んでいるのです。

ハイエースに乗って、を聴きながら乗るのが、かなりぴったりな公演なのではないかと思う。ずっといちばん好きなバンドと、いまいちばん好きなバンドの対バンは、どんな気持ちでいたらいいのかも分からない。わかんないんだ。

 

久しぶりに手紙を書こうかと思ったけど、伝えたいことが多すぎて、自分本位な文章に疲れてしまって、こんなもの読ませられないよなあ、なんて思う。でも、そうこうしてるうちに機会すらなくなるんじゃないかなあ、とも思う。

気持ちは伝えなかったら、なかったことになってしまう。それが、自分勝手だからやっぱりどこかもったいなくて。

 

ドキドキ。

まだどこで見ようか、決めてない。

 

f:id:cider_cider:20161027002754j:image

 

そういえば、髪の毛を伸ばそうと思ってるのに、やっぱり切りたくなっちゃう。短くしてからの自分の方が好きだからかな。その方が似合うよって言ってもらえたからかな。なんにせよ、長い髪のわたしにはもう会えなさそうな気さえする。

インナーカラーを、金髪にしたい。

 

 

夜が明けるまでは 照明を落とさないで

 

前衛懐古主義、東京。

行かなかったんです。

 

リキッドルーム、好きなハコなのに。まあ、開演遅くて日帰りできないなと思って、というのもあるんだけど。ニコ生もタイムシフトして、まだ見てない。いつ見ようか、迷うところ。行った方のTL見て、穏やかな気持ち、というか、むしろエモくなった。不思議と、行けばよかったとは思わなかった。

 

無理して行かなくなったら、身体も心もすごく楽になった。軽くなった。別に、今まで無理して行ってたわけじゃないけど、余裕はなかった。行かなきゃ、みたいな強迫観念、ちょっとあったかも。

特に、このブログを始めたあたりの7月とか。あのへん、無性に苦しくて、自分でもなにかを持て余していて、どうにかしてほしいと縋るような気持ちしかなかった気がする。どうしてかははっきりとはわからないんだよな、今でも。

 

とは言いつつも、名阪は行くんだけど!結局、大阪も。そうなると、まあ、ライブもだけど、あのひとの言葉をきちんと聞きたかったな、ぜんぶって方に気持ちがいくね!!!

 やっぱりどこか特別だから、取り扱いは難しい。なんとなく怖い。だから、このまま、で、いたいなとは思ってる。

 

……でも、どちらかと言えば、今のところ、前衛懐古主義より主催フェスよりなにより、しねまあーくるの方がよっぽど怖いんだよなあ。しねまらっこのときに脳みそ溶けたけど、あれは、らっこだから。

あーーー怖いなあ。やだなあ。めちゃくちゃ待ち遠しいんだもん。終わって欲しくないは、いきすぎると、始まって欲しくない、になる。

 

どんな気持ちなのか。乞うご期待。

必要なのは近道なんかじゃない そうさ

 

f:id:cider_cider:20161011091739j:image

 

大阪散歩のバスの中です。

間に合わなくて死ぬほど走って、乗り込みました。終電でやらかしたのも最近の話というに、わたしは成人してまでまーだなにやってんでしょうか。大人になれよ!

実は、大阪は初めての日帰り。名古屋はだいたいいつも日帰り、東京はシネマのインストアでしたことあるや。

勢いって怖い。東京のアウトストアに行ってなければ、今日はなかったでしょう。

 

先週一週間はいろいろありまして、ずーーーっと働き詰めでした。連勤し続けトータル60時間くらい働いてた。行動範囲もだだっ広かった。勝手に東名阪ツアー。その間も、夜は立て続けにクリープハイプ、ircle、LACCO TOWERと好きなバンドのライブに行きました。どれもこれも違うところでわたしを支えてくれる、必要不可欠なバンドだなあ、なんて。端から聞いてたら、大袈裟に聞こえるんだろうなあ。

 

今日もね、わたしのことをこんだけ近くで見てもう慣れっこになってしまったひとに「たかが一時間のためによく大阪まで行けるよね」と言われたけど、まあ、本能ですよね、本能。ひとは無意識にしあわせを求めるものなんだと思います。しあわせになれるって知ってるからね。

 

さて。あちこちどこでも、もう何度も、言ってるんだけど、ほんとうに嬉しかった話にお付き合いください。

東京のアウトストアで河内さんに「最近好きになったばっかですけど、出会えて本当に良かったと思ってます」とお伝えしたら、「ええ、本当!?そんなの嬉しくて泣いちゃうよー」って。こっちが泣いちゃう。

ツアー名古屋のケイスケさんのMCでも「違う人間なのに、こうしてライブに来るってことは、なにかしあわせになれると思ってて、来てるわけやろ。特別つらいことがあったわけでもない、でも毎日不安だ。そうかもしれない。けど、みんなは、しあわせになる方法をひとつ見つけてる」って感じのことを仰ってて、わたしは本当に嬉しくて。未来前夜の曲中で「よかった みんな同じ気持ちだ」なんて笑って言われたら、やっぱり泣いちゃう。

いろんなことがあったり、いろんなことがなかったり。ないものねだりのくせに、手に余るほど持っていたり。うまく生きられなくて、でも、まだ死にたくなくて。死にたい、なんてさあ、本当に死にたかったら言えないよ。気づいたらとっくに死んでるって。

 

バンドマンに営業かけられてなに嬉しくなってんのなんて、言われちゃうかな。もちろんそうかもしれない。でも、もらった言葉に代わりはなくて、しかもわたしがもらった言葉なんだ。誰かから伝え聞いたわけでもない。目の前で目撃して、この耳で聞いた、すきなひとの尊敬するひとの憧れているひとの言葉。それだけで十分だと思ってる。毎日を生きる糧に、勝手にしてる。

 

自ら望んでしていることだから、反省したことはあっても後悔したことはないなあとふと思った。やれって言われても出来ないよって言われて、そうねえと笑った。理解されないだろうし、頭おかしいんだろうし、たまに自分でもいい加減にしろよと思うんだけど、今は今しかないから。なにひとつ諦めたくないなと思う。ちょっとだけ言い聞かせてるところもあるけど(笑) 

 

これからも思うように生きていけたらいいな。そんな生き方をするために、毎日をちゃんと過ごしたい。やりたいことやって、やりたくないことはやらなくてもいい自分になれるような努力をして、やらなきゃいけないことは受け入れて。

 

うん、今日も、いいライブが見れそう!

 

 

リズムが鳴るよ 落として笑え

 

シネマの新譜発売が決定!よっしゃ!

 

タイトルは「Vektor E.P.」我々の方向性を提示する!って感じでこのタイトルをつけたかと思うとドキドキする。トリプルA面 「エゴ」「返して」「ビハインド」捨て曲なしと言い切る強気さ。今までだってそんな曲はないけど。

あーーー単語のチョイスが本当に最高。あの人にとっての「エゴ」ってなに。気になる。「返して」っていいよね、「返せ」じゃないところが、らしい。「ビハインド」は、たぶん、野球の方のでしょ。得点をリードされている、負け側の点差。タイトルだけで、こんなにドキドキできるってすごくない?わたし、他にこんなバンドないんだよ!やばい!

 

ということで、どうしても書き散らかしたかったのでした。はやく聴きたい。新曲聴きたい。しかも、「ソリッドでエッジーなバンドサウンド」って、なに、deadmanタイプ?地下室の花タイプ??? 待てないです はやくはやく!

言葉は出る前に 心で死んじゃうけど

 

東日本遠征、無事に終了。

と言っても、今はまだ電車の中。迫ってくる台風に向かって突っ込んで行ってる状況。止まるなよー電車このまま動いていてくれよーーーって思いながら。

 

ひとは、しあわせすぎると脳みそが溶ける。ということを、ひとつ学んだ。感覚的すぎて、危ねえ奴だなって感じだけども。何度もライブに行くうちに、飽きるどころか、こうやって好きが増えていく。数だけじゃなくて、量というか。重みというか。怖くもある。どうなっちゃうのか、とか、答えも終わりもないのに、とか。そんなもんいらないはずなんだけど!だって、好きになってよかったってずっと思っているから。なのに思考回路はぐーるぐると止まらない。

わたしの好きの形はどこか歪んでいて、あんまり褒められたものではなくて。別に外野など関係ないけど、やっぱりある程度、常識というのはどの世界にもあるから。とやかく言われたり、不快な思いをさせていたり、わたしには見えていないところで、いろいろな変化や思いが渦巻いている気もしていて。

 

そうそう。「本当に好きなら手を離してあげなさい」って言われたことがある。で、思い出したんだけど、「もし、手を離して戻ってこなかったら、はじめからあなたのものじゃなかっただけ。あなたのものなら、ちゃんと戻ってくるから」ってやつだなって。ん、誰の言葉だっけ。でも?だから?適当な距離感というか、その中でそんな風に愛せたらいいなあと思うの。がんばりまーす。なにをどうがんばるんだーい!絶対、わたしからは手離せないくせに!

 

正直、好きと好きのぶつかり合いを目の前で見るのも、なかなかにしんどいものがあったという感想で終わり。ロックンロールは宗教。

まあ、しねまが大前提だけど。良くも悪くも、わたしはしねますたっふのもの。結局のところ、最初にぜーんぶくれたから。心あげるほど、ちゃんと好きだから。どうかこれからもよろしくお願いします。ずっと好きでいたい。

ヘッドフォンが爆音過ぎて 君のこと思い出せないよ

 

f:id:cider_cider:20160914234028j:image

あの日から、一年が経ちました。

ライブの発表の時、わたしは売店の前の自販機にいて、文字を追って確認して、情報をのみこんだあとに、思い切り叫んで、涙目になった。こんなにはやく夢が叶っていいのかよ!とも思ったし、好きになるのがもっと遅くなくてよかった!とも、思った。

 

チケットは、そりゃあたくさん買いました。結局、10枚だったのかな?自分の分も含めフォロワさんはもちろん、初めての友達にも売りつけて(笑)まわりからは「おめでとう!」「ご祝儀だ、行ってやる!」などと嬉しい言葉を投げかけられたの、今でも覚えてる。その日までのドキドキはすさまじかった。

 

当日のドキドキは、もはや発作レベルだった。同年代組とさわやかに行って、カフェで駄弁りながら、テンションがおかしくなっているわたしをあしらってくれた。(ちなみに地下道に降りていく昨日弾き語りだった飯田さんと荒井さんを見かけて、またテンション壊れた)差し入れは、例のごとく静岡麦酒を持って行ったんだったな。(地ビールを褒めながら、受け取ってくれたのが中川さんなの、まだ覚えてる)

 

f:id:cider_cider:20160914234603j:image

セトリがまたとんでもなくて。ある意味ツアーではあったから、実は始まりの曲は知ってたんだけど、そこからの流れたるや。特に、バイタルサインからのシンメトリズム、第12感が本当に。バイタルサインなんて、ギターのピー音が鳴った瞬間、泣けたもんね。

ちなみに、本編最後の曲である西南西の虹は、涙を堪えるはめになった。死因が多幸感になることってあるのだろうかと思った。終わっちゃうことがこんなに嫌だったことって、今まであったか。

アンコールは、飯田さんと荒井さんが出てきて、弾き語りしてくれて。涙のキッスをニコニコしながら袖で、わたしの差し入れを飲みながら見てる三島さん見て、また泣けて。

その後にやった最後の曲、AMK HOLLICで号泣するファンなんて気持ち悪すぎますから。終演後、柵にしがみついて泣いた記憶ある。ドン引き。

 

出待ちはしない主義なのに、この日はしてしまいそうになって、ハコ前で友達と話してた。我に返って、ちゃんと帰ったけど!でも、突然発表された後日の金山での弾き語りに行って、お礼は伝えた(笑)

 

というわけで。一年前のことをここまで鮮明に思い出せることってあります?わたしはね、常に記憶喪失な人間だから、なかった。そこも感謝している。一日一日に、意味を与えてくれてありがとうって。ライブってすごいよ、気持ちが、心が、動くんだから。

 

奇遇にも、今日で一年、かつ、別の好きなバンドの新譜発売だったこともあって。語りたがりを発動。

これからもステージの上で待っていてください。またライブに行きます。行けるだけ、行きます。ずっと好きでいさせてください。これからも素晴らしい景色を、何度でも、見せてください。

好きなバンド、みんなに思ってること。そう思えるバンドが、わたしは好き。

 

心の底から 溢れて来たなら

 

新譜発売おめでとうございます。

お店まわりのツイートがかわいすぎて、なんてこったと思いながら見ていた。

 

f:id:cider_cider:20160914231745j:image

 今、聴いているのだけど、最高。なにこれ。とんでもないな。

光の向こうへはライブで聴いた時に、とんでもない曲だなと思ったけど、期待を裏切ることなく。手を繋いだまま向こうへ連れてってくれよーなんて言っちゃいたいよーーー

 

曲としては、L.gr&と2010が好き。L.gr&はイントロかっこよすぎません?あと、一拍間を置いたりして、叫んだりすんの大好きだから、「嗚呼、俺はやっと始まりの鐘を鳴らせるぜ」のとこめっちゃくちゃいい。河内さんのイメージ通りの歌詞すぎるってのもあるかも。

2010は、どう考えてもロッキンで読んだ「福岡に帰る前にみんなで東京タワーにのぼった。建設中のスカイツリーに高さを抜かれた日だった(ケイトさんは熱があったのに運転させられた模様)」エピソードが圧倒的に強い。「あの赤いテレビ塔みたいに 一番になると決めていた 夢の形が変わっていく」ってどうしたらこんな歌詞になるの、天才か。

 

歌詞に対して思うところがありすぎて困ります。(音や曲はかっこいいかどうかしかわからないので。あと、気持ちいいかどうか)あーやだやだ。思考回路が偏ってるのかなあ。バンドマンはみんな偏ってるか。そうかそうか。でも、そんな偏りが好きだったりするんだ。

 

そういやね、日本人の精神がよわっちいのは宗教がないからだって話を聞いた時、わたしも無宗教だなと思ったけど、「信じる者は救われる」に当てはまるものはたくさんあって。目に見えない神様よりも、目の前にある「好き」を信じるから。よかった。信じられるものがあって、よかった。